« 良いお年を~                2012年12月29日 | トップページ | あけましておめでとうございます!      2013年1月2日 »

平田篤胤の教訓               2012年12月30日

上見れば 及ばぬことの 多かれど 笠脱ぎて見よ 及ぶ限りを」

この歌の作者は、江戸時代の国学者、平田篤胤である。彼は、秋田藩士であったが、若くして脱藩し、紆余曲折しながら、江戸へ行き、独学で、国学を学んだ。

私が、彼と一番、共感する処は、紙芝居の道を独学で、学んでいる点だ。篤胤は、国学者、本居宣長の学問を研究することで、国学を学んだそうだ。

私は、紙芝居文化の会の理論と実演方法を学んでいる。だが、文化の会の理論と、現場でのギャップに、正直、苦慮している自分が居る。

この歌の解釈は「上を見ると自分に及ばないことが多いものだ。しかし、大志を抱いたり芸術など自分の道を追究したりするときは、狭い範囲だけを見ずに、できる限りの広い世界を見ていくことだ。」(斉藤亜加里著 「親から子へ代々語り継がれてきた教訓歌」 きこ書房)

全くその通りである。自分の紙芝居に対する想いは、どんなに熱くても、広い見識や、柔軟な心が必要である。

世阿弥の言う芸道の三つの段階に、守・破・離と云うのが、在るそうだ。私自身は、今、どの段階かいなあと、思しきや。まだまだ、二番目の「破」の辺りを、どうやら、行きつ戻りつしているようである。

青空みかんの紙芝居の流儀を確立するまでには、まだまだ、道は遠いけれど、一番の師匠は、観客の皆様方である。その為にも、学びと実践の二本柱で、先達の紙芝居の文献を紐解きながら、一回でも多く、紙芝居の実演を行うことが、肝要と想うのだ。

また、紙芝居だけに凝り固まるのではなく、日常の生活や、人との出逢いの中で、いろいろな見聞を深めながら、青空みかんは、笠はないけど、身体のかさはある?(なんのこっちゃ?)とにかく、まだまだ、解らないことだらけやけんど、紙芝居は、人を魅了する、素晴らしい要素をいっぱい、秘めていることは、確かだ。

日本で生まれた、紙芝居という、素晴らしい文化を、次代の人々に引き継ぐべく、青空にぽつんと一つ、橙色のみかんが、宙に舞っている光景は、いと、おかしかな~日々感謝

               byみかん

|

« 良いお年を~                2012年12月29日 | トップページ | あけましておめでとうございます!      2013年1月2日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良いお年を~                2012年12月29日 | トップページ | あけましておめでとうございます!      2013年1月2日 »