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みかんの花咲く丘            2012年6月6日

私は、冗談抜きで、童謡「みかんの花咲く丘」の歌を聴くと、心の琴線に触れてしまうのだ。それは、何故だかと言うと、幼い頃に買ってもらった童謡の本に、その歌が挿絵と一緒に載っていて、その絵は、小さな女の子が一人、丘の上から海を眺めている絵だったと思う。

私は、幼心に、何故か「この女の子は、お母さんが居なくて、寂しいのやなあ~」と、自分自身に投影していたのかもしれない。勿論、私の母は、有り難いことに、今も健在で居てくれている。

今から考えると、私は、この絵と歌のメロディーが、合致していて、まだ幼かったけれど、心の奥深くに、刻印されたのであろう。

つまり、一頁の絵と音楽が重なり合ったのである。何が言いたいかと云うと、紙芝居も、絵というものが、とても大切な役割を担っているのでる。いくら、話の内容が素晴らしく、演じ方が良くても、絵が、それらの内容にそぐわない絵だと、紙芝居が、台無しになってしまう。

紙芝居を選ぶ時、私は、やはり、絵もとても気になる。と云うか、選ぶ要素に入っているのだ。だから、図書館や、本屋さんで紙芝居を選ぶ時、私は、もう、一時間くらい、紙芝居を選ぶのに格闘する。

いい内容の作品を見つけても、絵が、紙芝居の特性に合った、遠目の利く、判り易い絵であること。しかも、その絵が、やはり観る人の心が豊かになれるような物が大切である。

だからこそ、選ぶのに本当に時間がかかるのだ。絵と脚本が素晴らしいと実感出来て、初めて、その作品を演じてみたいという気持ちになれる。(生意気やけんど・・・)

童謡の話から、だいぶ飛躍したかもしれないが、紙芝居を選ぶのって、だからこそ、凄く難しいのです。しかも、紙芝居にもTPOが在るし、ライブですので、もう、これは、一つの賭けかもしれない。

特に、本屋さんで、紙芝居を選ぶ時は、紙芝居コーナーの地べたに座り込んで、一つずつ見ていく作業をしないといけない・・・(これも、結構、楽しんでいるのだが・・。)そして、気に入った作品を、一つか、多い時は2,3作、レジに持って行く。

紙芝居て、皆さん、結構、値段が高いと思われている方が、多いかもしれないが、一番多い、16場面のものでも2千円ぐらいだ。(私にとっては、微妙~)

図書館で借りるのも、たくさんの作品を借りることが出来て、有り難いけれど、やっぱりマイ紙芝居を持つと、なんだか、胸がウキウキ、わくわくする。

幼い時の原風景が、私の紙芝居人生の始まりだったのかどうかは、定かではないが、今日も、私は、新しい紙芝居の出逢いを通して、これから出逢えるであろう多くの子供達や大人の方との触れ合いの時を共有出来る喜びに、期待を込めて作品と向き合っているのであった。みかんは、甘くて美味しいけれど、それを味わう為には、多くの方々の丹精込めた労働が、必要である。紙芝居も、また然り。

                         byみかん

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