紙芝居とドーナツ 2012年4月9日
まだ少し声は、かれているのだが、今日は、新大阪に在る「市民交流センターひがしよどがわ」で、たちあげった、紙芝居グループ「れもん」さんの定例会にお伺いした。「れもん」とは、勿論、「みかん」に因んで、メンバーの皆さんが、考えてくださった名前である。
今日は、5月19日に、この施設でさせて戴く「紙芝居一日体験講座」で、メンバーの皆さんに、紙芝居を実演して戴く予定なので、その練習をして戴いた。
私は、観客に徹しさせて戴いて、皆さんの実演を拝見した。皆さん、さすがにお上手で、私は、特に何も言うことがないくらいで、紙芝居て、やっぱり、好きで楽しむことが、一番大切なんやなあ~と、いまごろ、そんなことに気付く、相変わらず、鈍感なみかんであった。
ここに来る前に、バイクでぶっ飛ばして、阿倍野の「あたりきしゃりき堂」さんのドーナツを買って来たので、みんなで戴いた。紙芝居「おやつのじかんですよ」では、ドーナツは甘い食べ物であるが、この、あたりきしゃりき堂さんのドーナツは、材料や揚げる油に、こだわりを持って、厳選した食材を選んでおられるので、安心して戴くことが、出来る。また、そんなこだわりのドーナツなので、とっても美味しいのだ。
紙芝居も、ほんまもんと、そうでない物があるが、それを見極めるのは、とても難しい。何故なら、紙芝居は、演じて初めて、完結されるという特色を持っているからだ。つまり、ドーナツに例えると、油で揚げて、初めて完成される。しかし、紙芝居も中身が本物でないと、いくら上手く演じても、それは、人々の心に届かない。
私は、今、いろいろな紙芝居を模索して、本物の紙芝居を、一つでも多く、見つける作業を試みている。紙芝居は、まさしく、宝の鉱脈だ。掘れば掘るほど、素晴らしい紙芝居が、発見出来る。その発見出来た時の喜びは、一入だ。
紙芝居とドーナツ、どちらも好きだ。穴の空いた、リングの形のドーナツ型には、人のわの心が込められているような気持ちがする。人間の心も、こう在りたいが、なかなか、うちは、そんなに丸くなれない。(身体は丸いけど・・・)
そんな、こんなで、今日は、「れもん」のメンバーの皆様、本当に、お疲れ様でした。そして、紙芝居の講座の時から、グループの立ち上げまで、ず~っとお世話になっている職員の春貴様、本当にありがとうございます。
皆様のお陰で、大阪の紙芝居の「わ」は、すこしずつですが、拡がっております。大阪から、紙芝居を拡げる事で、元気のパワーを発信していきましょう。福島で、外で遊べない子供さん達、本当に辛いですよね。何も出来ないけれど、明日は、必ずやって来るように、希望を捨てずに、共に、あなた達に、心は何時も、寄り添っていきたいとおもてます。お節介で、迷惑かもしれんけど、こんな、単純で熱い人間が、大阪に約一名、おるねんなあ~て、笑ってやってください。笑うことが、一番、元気が出ますよね。今回の震災の被害に遭った、全ての子供達の笑える日が、来ることが出来るように、うちら大人は、もっと、顔晴らなあかん!と、うちは、おもとりますです。実践が伴わなくて、無力ですが、紙芝居を拡げることで、日本を元気にしていきたいです!
byみかん
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コメント
エッセイストの素質もお持ちのみかん先生。心にしみるお話でした。皆さんお上手、と書いておられましたが、素人眼にもみかん先生の紙芝居は違います。先生を人に紹介するときは、私は紙「芝居」のみかん先生と、芝居に力点をおきます。それほど訴えかけてくるものがあるからです。先生とお知り合いになれて本当にラッキーでした。今年の夏のピースおおさか「はだしのゲン」特集で、ますます存在感を見せつけていってください。私も努力していきます。
投稿: 常本 一 | 2012年4月11日 (水) 18時56分
常本様、初書き込み、本当にありがとうございます。常本さんも、私の作文を見てくださっているなんて、なんか、ちょっと、照れてしまいます。でも、凄く嬉しいです。明日、12日のピースおおさかさんの紙芝居も、宜しくお願い致します。夏休みの「はだしのゲン」の紙芝居は、また、ドリンクを飲んで、演らせて戴きます。どうぞ、これからも、宜しくお願い致します。皆さんも、どうぞ、森之宮の「ピースおおさか」さんへ、お越しやす~
みかん
投稿: | 2012年4月12日 (木) 01時38分