うちらに、明るい老後はないのか? 2011年12月15日
今日の新聞の朝刊の一面の見出しを見て、ぎょっとした、「65歳まで再雇用義務化」・・・なんじゃ?これは。どうも、厚生年金支給年齢の引き上げの準備のようだ。
一体、うちらは、いくつまで働いたら、年金がもらえるのやろ?うちらには、明るい老後は、果たして在るのだろうか?そら、元気で若々しく、何時までも働けることは、幸せなことであるかもしれない。
だが、厚生年金の次は、国民年金に、ターゲットを向けられることは、必至である。もう、今まで、一回もさぼらんと、真面目に年金を支払っている、うちらの年代の者は、後へ引くこともでけしまへん。
昔のことを、引き合いに出してわるいけど、うちのお祖母ちゃんは、年金を払わんでも、毎月、きちんと年金が支払われ、医療費も、みんな無料であった。年老いた祖母は、その年金の使いみちもなく、、右から左へ預金をして、最後は寝たきりで、年金を遣う楽しみもなく、この世を去った。これも、悲劇である。
もう一度、本題に戻ろう。確かに、時代は目まぐるしく変化し続けている。だが、少子高齢社会に波が押し寄せてくることは、「想定外」ではなく、確実に予測できたことである。
国会議員の給料を削減するとか、議員数を減らすとか、無駄な出費を切り捨てる、自助努力の姿勢が、どうしても伝わってこない。そして、増税に固執する、政府の考え方は、あまりにも、あんちょくであり、今の時代の経済状況や、国民生活のことを考えると、増税をすることは、国民のことを本当に思い遣って、実行しようとしているとは、到底考えららなへん!
うちの母も、年金生活者ですが、最近、85歳になのに、働きたいと、言い出したのです。自分も、社会と係わりを持って、人様の役に立ちたいと云う気持ちと、心細い年金生活を打破すべく、働くことで、僅かでも賃金を得ることで、不安な年金生活から、抜け出したいのかもしれません。
後、10年余りで、私も年金をもらえると、信じています。その為に、今、必至で歯をくいしばって、働いて年金を納めているのですから・・・
新聞には、65歳までの年金受給の空白期間を、埋めるために、再雇用義務化と云う、なんか、馬の前にぶら下げた人参を、どんどん前へ前とぶら下げられるようで、うちらは、自分の老後のビジョンを、真剣に考える時が、やって来たようである。
長生きはしたいけど、先立つものが無いと、不安でいっぱいの老後を、今一度、どうすれば、国民の一人ひとりが、安心して年を積み重ねていくことが出来るのかを、みんなで考える時が、きたのではないだろうか?
自分は、まだまだ先のことと思う、若者も、これからの日本の行く末を、考える時が来ているのだ。「覆水盆に還らず」という言葉を、肝に銘じたいみかんで、あった。
byみかん
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