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法楽寺さんのくすのき文庫       2011年11月12日

夕方、近所の法楽寺さんの境内に在る「くすのき文庫」お邪魔した。長い間、お借りしていた本と紙芝居を返却して、それでも、やっぱり、紙芝居を選んで、三作程の紙芝居を、新たにお借りした。(もう、今年中にほんまに返せるんか~?)

こちらの文庫をずっとお守りしておられるMさんと、久しぶりのご対面。積もるはなしは山々あれど、やっぱり、最後には、うちの紙芝居談義を聴いてくださる、ほんまに有り難いお方だ。いっちょまえに、自分の紙芝居に対する熱い想いを、真摯に聴いてくださり、共感してくださる。

お寺は、5時に山門を出ないといけないので、結局、日が暮れる真っ暗な道端で、話し込んでしまった。(すんません。うちの家にお招きもせんで、失礼しました・・・)仕事の都合と、自分の体調のこともあって、紙芝居文化会の総会には、出席出来なかったが、自分の足下をしっかりと踏みしめながら、紙芝居の修行をしていきたいと想っている。

今の世の中、右も左も、真っ暗闇じゃあござんせんか?せめて、紙芝居の灯りの一つでも、灯していき、少しでも、この世の中が明るくなってくれれりゃあ、あっしは~うれしゅうござんす。(何、芝居がかってんねん!)

先日のトルコの地震で、救出された、日本人の女性の方が、おっしゃってた言葉が、心に残っている。「瓦礫の下敷きになって、真っ暗な闇の中で、身動き出来なかったが、そばに在ったパソコンの電源が入っていて、その灯りをずっと見つめていることで、自分は生きる希望が持てた。」と云うようなことを、おっしゃっていた。

人間て、ほんまに灯りがないと、生きていけないんやなあ。真っ暗な闇やと、きっと、絶望と孤独で、死んでしまうんや。うちも、微力やけど、少しでも世の中の希望の灯になれたら、蛍のお尻みたいでもええから、飛んでいけたらええなあ・・・なんて、アホなことばっかり考えている、みかんであった。

紙芝居のお陰で、自分の方が、たくさんの方々との出逢いや、希望を与えてもらっているのに、生意気なことばかり、考えている自分と、しっかり見つめ会うのでありました。「人生て、不思議なものですね~」

                 byみかん

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