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映画「さや侍」は、面白いぞ!        2011年6月16日

久しぶりの休日、雨・・・だが、私は朝から、やたらと映画が観たくて、たまらなかった。

昨日は、水曜日のレディスデーで、レディーは、千円で映画が観れる日であったが、仕事の疲れか、はたまた、更年期障害の性か、そんな元気はなかった。

だが、今日は、違った。私は、何故か迷わず、「さや侍」を観るべく、映画館に行った。すると、不思議なことに、チケット売り場で並んでいると、みんな、「さや侍」「さや侍」と、まるで、合言葉のように、チケットを求める。その中の一人の人が、「松本人志のさや侍」と言われたので、「えっ?さや侍て、松本人志の監督作品なんや!」と、何も知らないうちは、二度、驚いた。

そして、何も知らないということほど、恐ろしいことはないということを、この映画を観た私は、厭というほど知ったのだった。後で、解ったことなのだが、この映画の主人公の侍役の野見勘十郎役を演ずる、野見隆明さんは、全くの素人で、この映画が初出演、初主演という、センセーショナルな事実を、私は、映画のパンフレットなど、めったに買わないのだが、この映画が、あまりにも面白くて、切なくて、感動してしまったので、見終わってから、購入して、知ってしまったのである。

そして、侍の娘役の子役、熊田聖亜ちゃんの素晴らしい演技と、笑わない若君を笑わさないと切腹させられてしまうので、必死で、30日間一緒にというか、率先してネタを考える、二人の門番役に、板尾創路さんと、柄本時生さん(NHKの「おひさま」で、陽子の幼なじみ役の人)のコンビのやり取りが、絶妙であった。

一番驚いたことは、主役の野見さんが、自分が映画の主人公の役をしていることを知らされていなかったことと、映画の台本を渡されたのが、全ての映画の撮影が終わった後で、花束と、大好きなタバコと一緒に手渡されたという事実だった。

おそるべし、松本人志監督。彼の頭の中には、計算されていることを考えないで、彼独自の感性で、演出された映画であるのだと、私は思った。そして、映画館にはしばしば、通う私であるが、映画館で、「ハハハ・・・」という大きな笑い声が、聞こえてのは初めての経験である。(勿論、私も笑っていた)

そして、誰もが予測のつかない、衝撃的なラストへと・・・最後は、泣かせてくれた。そうなんや、こんな、映画を、うちは、観たかったんや。笑って、泣いて、心が揺さぶられるような、映画を・・・

個人によって、価値観が違うので、容易には言えませんが、百聞は一見に如かずと申します。まだ、御覧になっておられない方で、映画のお好きな方は、どうぞ、御覧になってみてください。私は、この映画を観て、一番感動したことは、親子の愛情の深さや武士の誇りとも言えますが、なんと言っても、エキストラの方達が、初出演で、初主演の野見さんの演技?(ドキュメントともいうらしい)を優しく見守り、そのエールの気持ちが素晴らしい、チームワークを醸し出していることが、スクリーンを通じて、実感出来たことである。

まさしく、映画は、共感の芸術そのものなのだ。などと、小難しいことを、柄にもなく考えながら、映画館を後にして、ドシャ降りの雨の中を一路、家路に向かう、みかんであった。

嗚呼、この感動を、自分の芸のコヤシにでけたらなあ~芸術とは、、ほんまに、奥深いにゃ~

                  byみかん

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