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寺子屋「青空みかん」           2011年6月20日

紙芝居教室をさせて戴いている御縁で、すずき住建田辺文化サロンで、月に2~3回、寺子屋を開かせて戴いている。内容は、所謂、「読み、書き、計算」を中心に、小学生の子どもさん達が、基礎学力を身につけることと、もう一つ、大きな特色は、何時も、最後に「紙芝居タイム」という時間を設けている。

この「紙芝居タイム」が、結構、みんな楽しみにしてくれているのだ。今日も、みんなで、「むくむくぽっかりほんわりこ」の紙芝居を、元気に参加して観てくれて、雨や、雲が、どうして出来るかを考えたり、雲の種類が、いくつも在ることを知って、驚いていた。

二番目の紙芝居は、何時も、みんなで読むことになっている。今日の作品は「じごくけんぶつ」絵本で言えば、「地獄のそうべえ」のお話である。みんなで、じやんけんをして(これが、一番もめない方法)やりたい役を選んでいく。ナレーター(ト書き)閻魔大王、鬼達、かるわざし、歯抜きし、山伏、と言った具合に役割分担して、みんなで、絵を観ながら、順番に回して、読んでいく。

一番、みんなが喜んだ場面は、閻魔大王のお腹の中で、三人が、笑う筋や泣く筋や、くしゃみの筋を引っ張って、閻魔大王様が、引っくり返って、笑ったり、泣いたりして、遂に、大きなくしゃみをして、三人が、閻魔大王の口から飛び出すところで、全員、お腹を抱えて、笑い転げた。私もおかしくなって、笑った。

私は、紙芝居は、一人で演じて、観てもらうものだと、紙芝居教室の生徒さんたちには、そう、お伝えしているが、子供達が読むときは、みんなで読むと、余計、共感が得られ、楽しさが倍増することを発見した。

笑いは伝線するし、笑えば笑うほど、可笑しくてたまらない。寺子屋で、大きな声で笑い転げる子供達を見ることが出来て、幸せだ。子供達の笑顔が、一番の宝なのだ。

これからも、おもしろおかしく、しかも、真剣に?この、寺子屋「青空みかん」を続けていきたいと想う。勇気と優しさと自主独立の精神を尊び、明日の日本を築いていってくれる子供達の育ちの、少しでもお役に立てることが出来れば、幸いである。

                 byみかん

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