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春爛漫                    2011年4月9日

昨日の雨にも拘わらず、桜の花は、まだまだ美しく咲いてくれている。いろいろな処で見ることが出来る桜の花。電車の窓から、見える威勢の良さそうな桜並木、職場の学校の校庭に嬉しそうに咲く桜の花、お昼休みに行く公園で、ひっそりと恥かしそうに咲く桜の花々・・・

日本人は、本当に桜の花が好きだ。その潔さ。気高さ。誇り高く咲き、はらはらと、舞い落ちる花びらは、やがて、ピンク色の絨毯を敷きつめたように、一足、一足、踏みしめると、やわらかくて、心地良い。

まさに、春爛漫。こんな時期は、俳句のひとつでもひねるとか、和歌の一首でも詠うという趣を、昔の日本人ならするのだが、残念ながら、現代人の私たちは、桜の花の下で、飲んだり、食べたりするのが、せきのやまと、言ったところだ。

今年も、美しい桜の花をも観ることが出来たことに、感謝して、せめて、歌でもうたいませう。せめて、舞いでも一つ踊ろうか?えっ?止めといた方がええて?せっかくの花見が、台無しになるから?さも、ありなん。けど、皆さん、この、当たり前の、春の訪れを実感出来る喜びを、どうぞ、共に喜び、祝いませう。共に、感謝し、笑顔でくらしませう。

人生、一度。咲く花も、必ず散る。でも、それは、自然の摂理。人間も、自然の一部。私達は、今日という日を、一日、無事に生かされたことを、感謝し、感動し、感じ入りませう。

今日、9日の論語は「朝(あした)に道を聞けば 夕(ゆうべ)に死すとも可なり」

そういう生き方を、私は、毎日積み重ねていきたい。

                   byみかん

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