メディアの役割 2011年3月24日
東北地方と関東の東を、ズタズタにしてしまった、あの、おぞましい震災が起きてから、もう、二週間が過ぎようとしている。だが、未だに、消息の判らない方が、大勢おられ、また、命からがら救われた方々も、不安で寒い日々を送っておられる。
そんな中、昨日の毎日新聞の投書の欄で、歌手の橋幸夫さんが、実名で、今のこの日本の現状を嘆かれ、特に、「国会議員の顔が見えない!」と、憤りの気持ちを、心から問いかけておられた。私も、全くその通りだと思う。新聞や、テレビで、毎日報道されているニュースで、国会議員の方の顔が映っているのは、枝野官房長官の、原発事故のインタビューを受ける姿だけである。
詳らかなことは、存じませんが、何故、国会議員の先生方は、こんな、日本の一大事の時に、全く動かれないのでしょうか?あまりにも、予想外?の被害で、手の尽くしようがないというのでしょうか?
今日の夕刊を読むと、日本の生産食品どころか、機械製品までもが、世界中から、排斥されようとしているとのことです。今まで、日本の製品や食品は「安全・安心」とこぞって購入していた、中国や台湾などを始め、アジアの人々まで、原発事故の影響から、倦厭し忌み嫌われているそうです。
日本のメディアの方々は、震災に遭われた方々の報道はもとより、このような、世界中に広がりつつある、日本製品に対する、風評被害を打ち消す意味でも、日本の製品の安全・安心性を、世界中に発信していっていただきたいと願います。
メディアの役割は、時事刻々と現れる現状を知らせることだけではなく、世界の中の日本の国の立ち位置をしっかりと、踏みしめられるように、大局的な視野に立った報道を、世界中に発信していくことも、大切な役割だと、私は思うのですが、いかがなものでしょうか?日本人の底力を信じ、今、私達は、どうすれば良いのかを、政府の発表に右往左往されずに、しっかりと地に足をつけた、冷静な報道をして戴くことを切に願う、みかんなので、あります。
byみかん
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント