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ドラマ「スクール!」始まる          2011年1月16日

金八先生のテレビドラマ以来、久しく、熱血先生のドラマがなかったが、今日、何気なく、新聞のテレビ欄を見たら、午後9時から、江口洋介が、小学校の民間校長の役になる「スクール!」が始まった。

番組が始まって、途中から観たので、どういう経緯で、民間校長になったのかは、定かではないが、江口洋介が、熱血校長になりきり、算数の九九が出来ない児童に、体当たりでぶつかる役に、なりきっている。

今の教育現場を反映させている、このドラマを観る私は、江口洋介の気持ちに、非常に共感出来る。まだ、始まったばかりなので、どのような展開になるのかは、判らないが、何時の時代でも、学校のいじめ問題というのは、避けて通れないようだ。

我が子のことを言って恐縮だが、私の娘が中学の入学式の時に、担任の先生が、私達保護者におっしゃった言葉がある。それは、「お母さん方に、一つだけ私からお願いがあります。それは、子どもさんに必ずお弁当を毎日作って、持たせてあげてください。」と云われた。

あまり深く考えなかった私だが、素直なだけが取り得の私は、毎朝、お弁当を娘に作って、持たした。お弁当が作れない時は、パンを買うように、お金を渡していた。

そんな、ある日曜日の夜、娘が、突然、「お母さん、明日学校行きたくないから、お弁当は要らないわ。」私は、最初、娘の言っている言葉の意味が判らなかったので、「なんで?」と聞き返したら、「学校でいじめられているから、行きたくないねん!」と、のたまう。

私は、頭を漬物石で、ガーンとぶつけられたようなショックを受け、娘に事の真相を尋ねた。いじめられた内容は、ここでは割愛するが、とにかく、私は、何故、担任の先生が、入学式の時に、お弁当を持たしなさいとおっしゃった意味が、その時、やっと理解出来た。

お弁当は、母と子の愛情の架け橋のようなものであり、また、学校生活が順調に過ごせているかどうかの、バロメーターであることが、その担任の先生の長い教師生活で培われた経験で、理解されたのであろう。

それから、娘は、どうなったかと云うと、私は、藁をもすがる思いで、その先生にご相談させて戴いて、幸い、先生の御指導で、娘に対するいじめは、なくなり、それからは、元気に登校出来るようになった。

何が言いたいかと云うと、私が中学生の娘の母親であった時と、現代では時代が、だいぶ経っている。しかし、いまだに、いじめはなくなることはなく、それどころか、小学生が、いじめられて、自殺するという、ひどい時代になってきている。

生意気なようであるが、教育の荒廃は、大人社会の合わせ鏡のようなものであると、私は考える。

この、江口洋介が主演の「スクール!」が、教育の現場に、良い状況を波紋出来るような、社会現象となってくれることを、私は、切に願って止まない。何故なら、子どもは、社会の宝であるのだから、要らない子など、ひとりも居ない。みんな、この世の中に必要だから、生まれてきたのだ。全ての子供達が、自分を信じ、友達や先生や、大人を信じ、社会に巣立って、成りたい自分になれる世の中に、なって欲しい。

江口洋介さん、大変な役ですが、期待しています。日曜日の夜が、楽しみになりました。

                      byみかん

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