点字の紙芝居 2010年6月11日
今朝、宅配便で荷物が送られて来た。見ると、それは、紙芝居の箱であった。私は、一瞬驚いた。「えっ?紙芝居注文したっけ・・・」最近、歳の性か記憶が、途切れることがある(そんなあほな!)こともないし、送り主は、なんと、茨城県にお住まいの、紙芝居仲間の方からである。
私は、一目散に家に入って、まるで、宝石箱を開けるような気持ちで、「紙芝居」と書かれている箱を開くと、なんと、そこには、二つの紙芝居が、入れられていた。一つは、まついのりこさんの紙芝居で、もう一つは、ベトナムの紙芝居「たいせつなうちわ」だ。
え~っ!これを私に、プレゼントしてくださったの?うれしい~!と、私は、天にも昇る気持ちで、喜んだり、ころこんだりした。(ほんまに、たいそうやなあ)よく見ると、その紙芝居は、二つとも、全ての場面が、点字訳されていた。
私はおもわず「あっ!こえは、私に下さったのではないわ。点字されているから、Kさんにお渡ししなければいけない。」と、とっさに悟った。Kさんは、目が御不自由なのだが、とても、前向きな方で、昨年の暮に、守口でさせて戴いた、まついのりこさんの紙芝居の講座に、点訳ボランティアの方とご一緒に、出席して下さった。
何故、紙芝居に興味を抱いて下さったかと言うと、「点字毎日」という、点字の新聞に、今回の紙芝居を送ってくださった茨城県にお住まいのHさんの、紙芝居を生き甲斐に、活き活きと活動されているという投稿を読まれて、紙芝居に関心を持ってくださり、まつのりこさんの講座に出席されてから、私の紙芝居教室にお越しくださっているのだ。
早速、Hさんと、Kさんに電話を差し上げた。もう、こうなったら、乗りかかった船だ。うちも、紙芝居の普遍性を信じて、Kさんに紙芝居の素晴らしさを、出来る限りお伝えさせて戴き、いろんな処で、紙芝居を演じて戴けるように努めたい。
紙芝居で、世界に羽ばたこうと、英語の紙芝居を買ったけど、点字の紙芝居も自分のものとして、演じることを学ばせていただこうと、決意したみかんであった。
久しぶりに、自分への励ましの言葉をかけた。「やってやれないことはない。やらずに出来るわけがない。」実行あるのみ!紙芝居よ、たくさんの出逢いをありがとう!
byみかん
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