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全興寺の紙芝居修業             2010年4月26日

昨日の第4日曜日は、いつものように、大阪平野の全興寺さんで、紙芝居をさせて戴いた。夏空のような暑い中を、紙芝居を持って、全興寺さんの山門に向かった。

すると、なんと、其処かしこに自転車が置かれてあって、うちのバイクを置くスペースがない。「しゃあないなあ。境内の中へ停めさせてもらおう。」と、バイクを押して、山門をくぐると、な、な、なんと、御住職が、紙芝居の舞台を載せた自転車を、本堂の横の庭に運んでおられるではないか?

え~っ!こんな、かんかん照りの所でするの?それやったら、日焼けどめのクリーム塗って、お肌対策をしておくのだった。

だが、後の後悔、先に立たずで、うちは、せめて、防止、いや、帽子代わりに、バンダナを頭にくくり、頭を紫外線から守り、お肌は、家に帰ってから、胡瓜パックでもしたらええかと、お寺のど真ん中で、紙芝居をさせて戴くことの方が、有り難いと考え直した。

案の定、紙芝居の舞台の前に、大勢の人が集まった。子供達も、みんな嬉しそうにしている。紙芝居は、やっぱりめずらしいのか、魅力があるのか、それは、定かではないが、現代の人々の心を惹きつける、何かが秘められているのだろう。

紙芝居を実演させてもらう頃には、暑いことや、お肌の美容のことなど忘れ、うちは、夢中で、「ねずみのすもう」の紙芝居を演じた。うちが、一番好きな場面は、長者の家のねずみが、大きな小判?を背中にしょって、やせたねずみの家を訪れる処だ。ここの説明で、皆さん、どっと笑ってくれはった。その思いもよらない反応が、嬉しかった。だから、紙芝居は、一度やったら、止められない。

そんなこんなで、結局、2時と3時の紙芝居は、ずっと、お寺の境内の真ん中で、行なわれた。プロの紙芝居の鈴木常勝さんの演じ方を、しっかりと見せてもらい、とても勉強になる。鈴木さんの紙芝居には、紙芝居と演じ手と観客が、一体となって、その場所が、紙芝居劇場と化す。お客さんを飽きさせない。本当に凄い方だ。

川口御住職の「おやじギャグクイズ」も、すごくおもしろい。とても、お坊様(失礼!)が考えられたとは思えない、意地悪なとんちクイズばかりだ。でも、子供達は、一生懸命考えて、元気に手を挙げ、正解したら、水飴の引き換え券を、嬉しそうにもらっている。

うちは、このお寺で、紙芝居をさせてもらうようになって、教えられたことは、紙芝居は、決して、演じ手の一人芝居では、おもしろくない。ということだ。あくまでも、観客の空気や、雰囲気、そして、反応を見て、子供達の声に耳を傾けながら、演じることが大切なのだ。

全興寺で演じる時が、正直、一番、難しいし、観客に鍛えられる。そして、紙芝居ほど、人々の心を魅了するものはないのだと、いつも教えられる、みかんであった。

                 byみかん

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