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人生八転び九起き              2010年4月24日

今年もまた、東京の紙芝居文化の会の連続講座を申し込み、昨日、第一回目の講座を受けて来た。いつも、もう、これで、やめておこう、もう、これで、最期だと思いながら、紙芝居の更なる学びを深めることが、自分の務めなんて、かっこうのええことを考え、巣鴨の童心社に赴いた。

童心社の建物の最上階(4階)に、KAMISIBASIホールなるものが在り、其処が、連続講座の会場である。

私は、逸る心を抑えながら、また、全国の紙芝居仲間にお会い出来ることを機待しいしい、エレベーターで、4階の会場まで、上がったが、なあんか、変だ。知っているのは、事務局の方だけで、運営委員の方や、顔見知りの方が、だ~れもおられない。

受講される方の名簿を見て、驚いた。知っている方のお名前が、ない・・・・「さびしいな~。せやけど、初めて受講した時は、もっと、不安で孤独やったやん!」と、自分で自分に言い聞かせた。

私は、その日、紙芝居「おかあさんのはなし」を実演する予定であったのだ。だが、体調もそんなに良くなく、おまけに、その日の朝、突然、携帯電話が繋がらなくなり、慌てて、携帯ショップに行って、新しい携帯を、契約したりして、精神的にもだいぶ、まいっていた。

そして、いよいよ、講座が始まり、童心社の会長の、酒井京子さんのお話が始まると、私は、集中して聴いてはいたが、やっぱり、実演のことが、頭からはなれなかった。

そして、いよいよ、実演の時間がやって来た。今日は3名の人が実演するよていだった。私は、物語だから、後の方だと思っていたのが、あほやった。なんと、一番に指名された。(え~っ!最初なん?どないしょう・・・)動揺したうちが、おばかだった。そんなん、順番なんか、関係ないやんか、どうせ、今日することは、わかってんねんから・・・

私は、完璧に舞い上がっていた。裏の文字も、少し光って、みえにくい。でも、そんなん、観客の方には、関係のないこと。私は、もう、無我夢中で、演じはじめた。(あかん、緊張しすぎや。あせるな!)と、思えば、思うほど、表情が硬くなり、身体が強張るのが、自分でも判る。ようやく、後半になると、自分のペースが、もどって来たように思われた。ようやく、なんとか最後まで、演じさせて戴いた。

酒井さんの評価は、やっぱり、辛口だった。そう、真剣過ぎて、観ている方が、しんどいのだ。自分でも解る。それが、私の壁なのだ。

講座が終わり、足どり重く、部屋に戻ると、もう、精も根も尽きて、暫く、ベッドに横になったまま、動けなかった。お風呂に入りたかったのだが、全く、身体が言うことをきいてくれない。ふと、私は、ホテルの部屋の壁にかかっている額に書かれている言葉に目をやった。其処には「人生 八転び九起き」とあった。

私は、以前にもこの部屋に泊まり、その時は、その言葉の意味が、なんとなく理解出来るようで、頭にピンと来なかったが、今日は、その言葉の意味が、厭というほど、理解出来るような気がした。

そうや!これで良しと思う心が、慢心を生む。そして、足をすくわれるのや。人生は、七転び八起きで終わりということはない。八回転んでも、九回起き上がる、そんな逞しさと、謙虚さが、大切なんやと思う。うちは、正直、上手く演じようとする気持ちが在ったんかもしれん。でも、思うように演じられず、焦った。その動揺が命とりになったんや。

どんな状況の時でも、平常心で、自然体で演じることが大切なんや。そんな、気づきを実感出来たような気がする。これからの自分の新たな目標が定まった、

ほんまに、貴重な、いい経験をさせて戴けた、今回の東京の紙芝居修業であった。大阪に帰ると、運営委員のTさんから、私に、何度もお電話を下さっていた。夜、やっと、連絡がとれて、私に、有り難いアドバイスをしてくださった。本当に嬉しかった。

今回の東京での勉強は、初心に戻った気持ちになり、まっさらな気持ちで、受けさせていただこうと、心に誓った、みかんであった。

                     byみかん

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