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温故知新                   2010年3月18日

今の形式の紙芝居は、今から、凡そ80年程前の1930年に、東京の下町で、当時の世界大恐慌と、関東大震災に拠る、多くの失業者の方々の日銭を稼ぐ為の飴や、駄菓子を子供さん達に売る道具として、偶然に生まれたのが、街頭紙芝居です。

人間は極限まで困窮すると、想像もつかない知恵やアイデアが生まれるのです。紙芝居も、それまでは、今のぺープサートのような紙の人形芝居をしていた人達が、警察の見回りが来ると言うことで、なんとしてでも、食べていかなければならないと、考え、考え、考えぬいたのが、ハガキ大の紙に絵を描いて、それを持って、町に出て、子供達の遊んでいる処で、であったら、見せて飴をうろう。警察が来たら、すぐに逃げられるという、まさに、どん底生活を強いられた人々が、自分達の持っている物を活かし、そして、新しい形式の物を生み出した、最たるものが、紙芝居なのです。

紙芝居という、場面を抜いて、差し込むという形式は、世界中のどこにもないそうで、外国の方が、紙芝居を初めて観ると、絶賛されるそうです。この「抜く」という概念が、外国の人の頭の中には無く、前の画面を抜くことで、次の画面が見えて来るという形式は、日本の建築様式で、襖や、障子、雨戸などの、引き戸文化から来ているのではないかと云うことです。

いずれにしても、紙芝居は、日本人の叡智の結晶と言っても、過言ではないと、自負しております。この、世界に誇る紙芝居を、私達日本人の手で、現代社会にも受け入れてもらえる、素晴らしい文化であることを信じて、新しい紙芝居の時代の幕開けを図らせて戴きたいと考え、私は今日も、紙芝居と向き合い、稽古に励んで参りたいと想っております。

何卒、宜しくお願いもうしあげます!ありがとうございます。

~今月の紙芝居教室の日程~

3月21日(日)  13時30分~16時30分  大阪市立難波市民学習センター

           第3会議室 「紙芝居の歴史を紐解く」(実演紙芝居ご持参下さい)

3月27日(土)   14時~16時   田辺サロン(地下鉄谷町線田辺駅東和病院向え)

            すずき住建様田辺スタジオ (実演紙芝居ご持参下さい)

受講料は、いずれも、一回 千円です。受講希望の方は、当日、来館下さるか、下記の電話に、必ず、ご連絡先番号をお知らせ下さるように、お願いいたします。

お問い合わせ、お申し込み先 06-6621-2467(FAXも) 「紙芝居大好きの会」

皆様と共に、紙芝居のことを、楽しく、体系的な理論と実践を礎に、学びたいと想います☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

                  byみかん

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