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もっぺん、元に戻れ!           09・5月29日

時は、残酷に過ぎていく。如何にお金持ちの人でも、時間を買うことや、時間を元に戻すことは出来ない。

昔話の紙芝居で「あかんぼうばあさん」という作品がある。ある日、おじいさんが、喉が渇いたので、山の湧き水を飲んだ。そして、家に帰ってみると、ばあさまが、おじいさんの顔を見て、こう言ったと「あんたさんは、何方様かね?」そう、尋ねるのも無理はない。ばあさまが見たのは、何十年も前の若く、美しい青年になった、じいさまの姿だったからだ。おじいさんが、かくかくしかじかだと、訳を話すと、ばあさまは、一目散に、山の中に、分け入って、湧き水を探しに行った。「若こうなりたい。じいさまみたいに、もっと若こうなって、美しくなりたい・・・」こう言いながら、ずんずんと、山の中へ入って行った。

いつまでたったも帰らないばあ様を、心配して、山に捜しに行ったおじいさんは、何処かで、赤ん坊が泣いているのが聞こえる。不思議に思って、その泣き声を頼りに、歩いていくと、なんと、こんこんと湧き出る、岩清水場の傍らで、ばあさまの着物を着た赤ん坊が泣いていた。じいさまは、その赤ん坊を抱き上げ「おうおう、お前様は、そんなに若くなりたかったのか、よしよし」と言って、子守唄を唄ってやったんだと。おしまい

この話は、いろいろな処で、語り継がれてきたのであろう。人間の、特に女の人の若さへの憧れは、ここまで来ると、本当にせつなく、悲しい。だが、誰もが共感出来ることではあるまいか?

老いは、誰もが避けては通れないものだ。誰だって、歳を重ねると、皺も出来るし、体力、気力も落ち、いろいろな処に支障をきたす。だが、それだけ、経験を積んできた、知恵と感と、洞察力は、若者には負けないであろう。

人間が、生まれてきて、この世から引退するまで、私は、生涯、生きていくことそのものが、勉強であると、偉そうなことを想っている。まだまだ、若輩者で、人生半ばの、物分りの悪い未熟者だが、いくらがんばったって、もとには戻れないのだから、これから先の自分の人生を、私は、時には、迷い、時には、おののき、時には、歯を食いしばり、時には、目を回しながら、歩んでいきたいと想う、今日この頃である。

そして、同じ、生きていくなら、生かされていることに感謝しながら、笑って暮らしたい。アホやけど、一所懸命生きてたら、ええことも有るし、ささやかなこと、当たり前のことが、幸せやと感じて、楽しい生き方できまっせ!後戻りでけへんねんやったら、前に進むしかあらへんわいなあ~(文楽調?)

皆様も、良い終末をお過ごし下さいませ。31日(日)は、鶴見緑地公園で、共生・共走マラソンのイベントに、是非、お越し下さい。ありがとうございます!みかんは、走りませんが、紙芝居、観に来ておくれやす。(また、京都弁になってしもたがな・・・)

               byみかん

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