中庸の道 09・5月16日
「静」と云う字は、「青」に「争」と書く。不思議だなあ・・・どうして、青に争なのか?
よく、騒がしい時に、「静かにしなさい!」と注意される時がある。静は、争いを青くする。つまり、青は、動きが無くなることを意味するのか?
私が言いたいのは、何も、漢字の語源のことではなく、今、世の中は、何故か騒がしい。賑やかなのではなく、ざわついているように、思われる。それは、新型インフルエンザの流行の性なのか、民主党の党首が変わり、鳩山由紀夫氏に決まって、政権交代が起きるということの予感がするからなのか、兎に角、人心は不安で、みんな心がちぢに乱れていることは、確かである。
こんな不確かな時代だからこそ、私達は、心を落ち着かせ、しかも、深く根づかせていくことが大切なのではないだろうか?心の安定とは、何も言わず黙っていることではなく、静かに潜伏させ、事の成り行きを客観視することが大切である。
かく言う私も、ちょっとした事に、いちいちリアクションする、小心者で、なかなか堂に入った態度をとれないのが悩みだが、こんな不確かな時代だからこそ、風評に惑わされず、物事の真実を見る心眼を養い、判断力と決断力と実行力の三つに力を培うべく、精進していければ、何も恐れることはないと、自分自身に言い聞かせているのであった。
静か過ぎるのも恐いし、騒がしすぎるのも困る・・・中庸の道は至難の技か?
byみかん
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