« 大阪国際児童文学館で、紙芝居の勉強でける!  09・1月18日 | トップページ | ジャマイカで行こう!               09・1月21日 »

一足早い一葉の便り             09・1月20日

それは、昨日の少し温かくなった冬の午後のことであった。何時もの如く、あちらこちらへ、久しぶりに、友人のOさんと会って、ゆっくりとくつろがせて戴いて、帰宅すると、玄関の郵便ポストに、母の行きつけのクリーニング屋さんの特売のお知らせの葉書きと一緒に、一葉の便りが入っていた。

「あっ!しおりちゃんからや!」私は、もう、一目散に玄関の扉を開けて、その葉書きに目を通した。其処には、あったかそうなセーターの絵が描いてあり、私が、彼女が住んでいる街の一本桜を是非観に行きたいと、年賀状に書いたので、その、返事をくれたのだ。

彼女=しおりちゃんと知り合って、もう何年になるだろうか、今では、すっかり高校生のお姉さんになっているが、私と出逢ったのは、確か、しおりちゃんが、まだ小学4年生の時だった。それから、しばらくは、音信が途絶えていたのだが、彼女が中学生になった2年生の、お正月に突然、年賀状を私に書いてくれたのが、きっかけで、折々に便りを交換しているのだ。

昨年の春、しおりちゃんの街に咲く、その立派な一本桜の写真を送ってくれた時、そのあまりの見事な美しさに感動して、是非一度、この目で観たいものだと、ずっと憧れていた。そして、「今年は、絶対に観に行くから、案内をおねがいね!」と、本気で書いて、年賀状を送ったのだ。

そのしおりちゃんが、喜んで、案内してくれると返事をくっれた。しかも、あったか~いおくりものですと、しゃれこんで、ふわふわのせーターの絵まで描いてきてくれて、本当に嬉しい。しおりちゃんの成長していく過程が、何よりも私の励みになる。

「しおりちゃ、あったか~いおくりもの、本当にありがとう!そちらは、山里で寒いでしょうに、一足早い春の便りをくれて、ありがとう!二人で一緒に、一本桜を絶対観ようね!」

               byみかん

|

« 大阪国際児童文学館で、紙芝居の勉強でける!  09・1月18日 | トップページ | ジャマイカで行こう!               09・1月21日 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。