大阪国際児童文学館で、紙芝居の勉強でける! 09・1月18日
久しぶりの雨の日曜日、私達「紙芝居大好きの会」の有志、数名で、大阪は千里にある、大阪府立国際児童文学館をを訪れた。此処には、沢山の貴重な昔の紙芝居や、資料、研究書が所蔵されていて、かねがねから、行きたいと想っていた処だ。
予想どうり、館内のコンピューターで検索すると、あるある、貴重な私達の紙芝居の宝物が、どんどん出て来て、どれから観ていいのか判らなくなってしまうくらいだ。
とにかく、「紙芝居の歴史を探ろう」と、言うことで、人物別に検索した。高橋五山、松永健哉、今井よね・・・もうこれだけで、充分すぎるくらいの紙芝居や書籍が出てきた。最後は、やっぱり、「黄金バット」が観たいという、仲間の声から、「黄金バット」の紙芝居を書庫から、出して戴くことにした。
紙芝居を書庫から出して戴いて、私達にとっては、宝のように大切な、戦前に創られた紙芝居を手に取って、じっと見入ってしまった。もう、半世紀以上前に出版された紙芝居だけれど、とてもきれいに保存されていて、特に、高橋五山さんの保育紙芝居は、色目も鮮やかで、今の時代でも、子供さん達は、充分楽しめそうだ。
初めて、印刷紙芝居を創った、今井よねさんのキリストの紙芝居は、今の紙芝居の半分位の大きさしかなく、みんなは、とても、びっくりした。松永健哉さんの紙芝居は、残念ながら、なかったが、教育の現場で、紙芝居を手掛けた台頭である、熱い想いを込めた、実践の本を拝見することが出来、改めて、松永健哉氏の、紙芝居に対する情熱のようなものを実感出来た。
こんなことばっかり書くと、紙芝居に関心のない方には、つまらない内容で、恐縮なのだが、何が言いたいかというと、紙芝居だけでも、こんなに沢山の貴重な物が蔵されている、国際児童文学館が、もうすぐ、なくなってしまうかもしれないのだそうだ。
「え~っ!そんなあ・・・」私達は、書庫の見学をさせて戴いた時、正直言って、こんなに大量の児童文学書だけを所蔵している文学館は、恐らく、日本全国を見て回っても、稀であると思う。そんだけ、凄いのだ。何が凄いって、特に、漫画から、大学の研究書まで、言わば、ここで、児童文学の研究する資料jが、全て揃っていると言っても過言ではない。
ここの立地や、運営方法」などで、多々問題はあるだろう。だけど、それらを全部差し引いても、この文学館がなくなってしまうのは、本当に惜しい気がする。
今日、一緒に行った、「紙芝居大好きの会」の仲間の方、本当にお疲れ様でした。とても、楽しかったです。今度は、今日行けなかった、仲間の方々も、是非一緒に行きましょう。そして、書庫見学ツアーを案内して下さった司書の方、私達の要望した多くの紙芝居を出してくださったり、大量の資料をコピーして下さった職員の皆様、大変お世話になり、本当にありがとうございます。
この素晴らしい文学館が、一日でも永く、存続してくれて、こどもさん達の本との出逢う、素晴らしい居場所でい続けてくれることを願いながら、私達は小雨の降る、万博公演を後にして、帰路についた。千里中央駅で、みんなで食べた、たれに漬けて食べるラーメンが、めっちゃ美味しかったよ!これぞ、共食の喜び?みんな、また、ラーメンも食べに、此処に来ようね!
byみかん
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