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現代社会の中国の孕む問題      12月23日

深夜、NHKにチヤンネルを合わせていると、二つの中国のドキュメンタリー番組が放送された。一つは、今まで、仏教の聖域であった、チベットまで、列車が開通し、神聖なるチベットが、瞬く間に、観光地され、商人達のお金を産む場所と化してしまった、現代の中国の開発問題を投げかけていた。

私が、気になったのが、もう一つの方の番組で、中国の、或る小学校、5年1組の子供達の様子を映し出したドキュメントである。これは、今の日本と共通している面が多々在る。

成績偏重主義、いじめ、仲間はずれ、親の勉強に対する過干渉、等など。全く今の日本とよく似ていると思った。だが、一つだけ、私が、中国の子供達を見て、感じたことは、彼らは、先生や親に言われた意見や、注意に、はっきりと自分の考えや、主張を述べることが出来るのだ。

これは、私の勘違いだったら、申し訳ないが、日本の大方の子供達は、何か注意されたり、意見を言われると、黙ってしまうか、「うざい」とか「ほっといてくれ!」などと、一言片付けてしまう傾向が、あるように思う。

中国の子供達は、あくまでも話し合いで、お互いの意見を聴き、理解し合おうとする姿勢が、感じられる。では、何故このような違いが生まれるのかと考えると、日本の子供達は、コミュニケーション能力が、あまり備わっている子供達が少ないように思われる。

勉強をしない時は、ゲームや、携帯や、パソコンの世界と向き合い、あまり、友達と本音で話したり、議論するということがないのではないのだと、私は思う。

中国の子供達ろ比較するのは、いけないことかもしれないが、彼ら、彼女達は、自分の思っていることを、きちんと、順序立てて、相手に話すことが出来るように思われた。

だが、残念なことに、中国の大方の親達も、リストラのめに遭い、子供達に対する期待は、相当深いものであるようだ。こどもが成功することが、自分達の成功だと、考えているところに、中国の子供達の試練があるようだ。

中国は、今、めまぐるしく変化している。この世界的な不況のの中で、生き残ることは、やはり、勉強が出来ることではなく、自分の生き甲斐を見つけ、自分は何をやりたいのか。どのように社会と関わっていくことが、一番自分らしい生き方ができるのかということを、見つけていくことが、本当の人間に生まれた、意味を問うことで、強く生き抜いていくことが出来るのだと、私は思うのだが・・・(´~`)。゜○

                 byみかん

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