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間一髪、間におうた!           11月11日

母ちゃんが、包丁で指を切って、大怪我をした。何時も、お脳に血が良く流れるようにする為に、血流を促すお薬を飲んでいるので、血が止まらない。

私は、午後7時に、授業があるので、母はそれを思い遣ってくれているのか、自分で、手当てをして、なんとか血をとめようとしたが、出血は一向にとまらない。私は「これは、尋常ではない。やっぱりお医者さんにいかんとあかん!」しかし、時間がない。

私は決断した。「お母ちゃん、塾に行く前にお医者さ迄乗せて行くさかい、病院で診てもらおう!」もう、しのごの言っている場合ではない。私は、すぐに支度をして、車を走らせ、何時も、デイサービスでお世話になっている、外科病院に、母を連れて行き、母を降ろすと、すぐに、Uターンして、塾に向かった。

「あっ!行き過ぎてしもた。路はだんだん細くなっていく。此処は何処かいな?どうしょう、困った。もう、間に合わんかも・・・・」そんな自問をしていると、やっと、何時もの大通りに出られた。「ああ、よかった。間に合った!」

私は、間一髪、教室の入り口に入ろうとしたら、誰かが、元気良く、「こんばんは!」と挨拶してくれた。私も、慌てて、返事を返した。もう、辺りはすっかり暗くなっているけど、私の心は、ほっと、安堵感を実感出来た。

授業が終わり、家に帰って母に、容態を聴くと、出血多量でもう少しで、救急病院行きになるそうだったとのこと。私は、大事にならず、ほんまに良かったと、ほっと胸をなで下ろした。それでも、母は、「明日のデイサービス行かれへんねんてえ・・・」と、子供の様にしょげている。

お母ちゃん、命あってのデイサービスやさかい、ちょっよだけ、辛抱しいや。まったく、母の気丈さと、融通の利かないのには、困ったものだ。だが、心配出来る親が居てくれることは、有り難い。母も、幾つになっても、子供に心配かけたらいけないと思い、私に傷の手当をさせようとは、しなかった。

「お母ちゃん、我慢せんと、痛かったら痛い言うてくれていいんよ。うちは、頼りないけど、なんとかなるから。」私は、きっと、塾に間に合ったのも、偶然じゃない。そう思い、人間、火事場のくそ力だしたら、でけへんことも出来るもんやなあと、改めて、気づかせてもらえた、みかんであった。

                byみかん

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