お久しぶりです! 10月16日
風邪ひきが、ようよう治ったと思ったら、一昨日の朝、父の入院する病院から電話があって、トイレで転倒して頭と鼻を強打して、怪我をしたとのこと。幸い、意識はあるので、レントゲンをかけて、様子を看ると言われた。
そう、言われても、心配な気持ちはとても、拭えない。心配を心配する、苦労性な母親と一緒に、どしゃ降りの雨の中を高速道路を、車で飛ばして、父に会いに行った。
やっとの思いで、病院に着くと、父は、思っていたより元気そうだったが。額に貼られた、ばんそこうと、鼻血の塊のついた顔が、とても痛々しかった。
久しぶりに見る父は、とても痩せていて、私は、自分の余計なお肉を分けてあげたいくらいだ。耳も殆ど聞こえないが、私の顔はしっかりと覚えてくれていた。「お父ちゃん、ごめんね。なかなか来れんと。こんな時だけ、来てしまって・・・・・」
父に、孫の写真を見せたが、あんまり理解出来ていないのか、それとも判っているのか、なんとも言えないが、娘から預かった、手紙も読んで聞かせた。本物のひ孫の顔を早く見せてあげたいと、心から思った。
父の元気な顔を見て、安心した私達は、病院を後にした。もう、高齢者は、老いることしか、路はないのか?明るい希望を持って生きていてもらいたい。父と母は、若いとき、さんざん苦労を重ねて生きて来て、私を産み、育てて来てくれたのだから、父と母には、もっと幸せになって欲しい。
だが、私は、こんな形でしか、両親を世話できず、今だに苦労のかけどうしで、なんともやりきれない気持ちで、自分の生活と、紙芝居の活動で、いっぱいいっぱいの、ゆとりの無さで、体調も万全ではないが、自分の紙芝居を楽しみにしてくださっている方々に観て戴くことを、生き甲斐に、これからも自分の信じた路を歩んでいきたいと思う、みかんであった。
byみかん
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