仲間って、素晴らしい! 9月30日
朝、私の自宅の電話が一本鳴った。慌てて階段を駆け昇り、電話の受話器を取ると、それは、どうやら今度の10月12日にさせて戴く、紙芝居の公開講座のお申し込みの電話であるようだった。
お蔭様で、この講座のお申し込みは、紙芝居大好きの仲間の方々のご尽力に拠り、定員に達しようとしていた。私は、これから申し込みの方がおられたら、どうしたものかと、考えあぐねていた矢先だった。
失礼にも、重い返答しか出来ない私は、「恐れ入りますが、どちらから来られますか?」と尋ねた。すると、なんと九州の長崎から来られるとのこと。聞けば、紙芝居文化の会報誌で、この講座を知られ、文化の会の事務局に問い合わされたとのこと。紙芝居の勉強をしたいと思っておられたが、東京が遠いが、大阪だったら、娘さんがこちらにおられ、参加出来ると想い、お電話をして下さったとのこと。
私は、その方の熱心な紙芝居に対する想いが、とても良く理解出来た。何故なら、自分も、紙芝居の勉強がしたいという、一心で、初めて徳島の、右も左も判らない街まで、バスを乗り継いで、行ったことがある。また、初めて、東京の紙芝居文化の総会に行く時は、夜行バスに乗って、まるで、ロサンゼルスか、ニューヨークへ飛び立つ思いであった。
だから、私は迷わず、この方の申し込みを受けさせて戴いた。今度の紙芝居講座が、どうか、受講される方々にとって、実の在る講座になりますように・・・・
遠路はるばる来られる方も、お近くからお越しになる方も全ての方に喜んで戴ける時間を、一緒に、「紙芝居大好きの会」の仲間の方々と共有出来れば、あり難い。
何百人と言う方が来られる、大大的な講座ではないが、大阪のど真ん中に、紙芝居の文化の華を咲かせて、皆さんと一緒に、紙芝居の輪を広めさせて戴きたいと、想うみかんであった。
この講座に、賛同して下さり、一緒に講座を運営して下さる、仲間の方々に、改めて感謝の気持ちで一杯である。東京に行った時は、本当に独りぼっちで心細かった。やっぱり、仲間が居るということは、素晴らしいことだ!みんな、本当にありがとう!
byみかん
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