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八月六日は父の誕生日 8/6

「あっ、忘れてた!今日はおとうちゃんの誕生日やったんや!」もう、日付が変わろうとしている時に、親不孝者の私は、はたと気が付いた。「嗚呼、なんで今頃、思い出すねん。この、罰当たり者が!」と、自分で自分を戒めた。

いくら、毎日が忙しくても、お父ちゃんの誕生日は、広島に原爆が落とされた日やからて、黙祷はするけど、お父ちゃんに会いに行く暇もないなんて、言い訳や。

でも、何時でも私は、お父ちゃんの事を思わない日はない。これも言い訳になるけど、辛いのだ。父の眼差しが、何時も私の顔をじっと、淋しそうに見つめる表情を見るのが・・・・

子供の時からずっと、私をかわいがってくれていたおとうちゃん。ぎょうさん居てる兄弟の長男で、お祖父ちゃんが、早く死んでしまって、伯父や伯母のめんどうをみて、母と一緒に、ずっと働き続けてきてくれた父。

長男やということで、ずっと、入退院を繰り返していた祖母の世話を母と一緒に、し続けていた父。

休みの日、仕事で疲れているのに、海水浴や登山、キャンプ、遊園地、いろんな処へ遊びに連れて行ってくれたなあ、お父ちゃん。お母ちゃんは、何時でも一緒に附いて来てくれたけど、仕事と家事で、しんどかったみたいで、かばさんみたいに昼寝ばっかりしていた。

そやのに、お父ちゃんは、何時も私と一緒に、たいくつせんように遊んでくれていた。

そんなに可愛がってくれた、一人娘やのに、長男の夫との結婚を許してくれた父。

考えてみると、お父ちゃんは、お祖母ちゃんや兄弟や、うちら家族を養う為に働き、私を育てる為に、その生涯を生きてきたみたいやなあ。

私の夢は、お父ちゃんに、もう一度お腹の底から、声を出して笑ってもらうこと。お盆休みには、父の入院している病院に、母と一緒に行って、お父ちゃんをドライブに連れて行ってあげたい。きれいな景色を観ながら三人揃って、写真を撮ろう!

私が言うのも憚るが、父の大きな瞳のある目は、とても澄んでいて、子供の頃から父と目を合わすと、何も悪いことも出来ないし、嘘もつけなかった。そんな真っ直ぐな心を育んでくれた父を、私は誇りに思う。

「お父ちゃん、もうすぐ、ひ孫を抱けるで!楽しみにしていてな!」私は、父の入院している病院の在る方角に向かって、心の中でそっと、つぶやいた。

             byみかん

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