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紙芝居まつり譚   7月13日

今日は、箕面の紙芝居まつりの最終日。今年は20周年記念と言うことで、自信はないけど、思い切って実演に申し込みをした。

当日は、紙芝居仲間の方々と、「参加することに意義がある。」などと、オリンピックみたいに、訳のわからんことを、自分で自分に言い聞かせ、いざ、箕面のメイプルホールへ!

私は、勿論、午前中の玄関先の屋外のステージ。雨降れへんでよかった!だが、やはり人生、山あり谷あり。なんと、私の演じる予定の(いや、それしか、持って来てないねん。)落語紙芝居「七どぎつね」を、なんと、私の出番の3つ前に、見事な語り口調と、ええ声で、堂々と演じられた。

私は「こんなこともあるさ!さるさ。」と、正直、その舞台から逃げたいような気持ちだったが、ここで逃げたらあかん。ここは「ガスレンジや。いや、チャレンジや。」昨夜、一所懸命練習したから、あとは、自分の持ち味を出せるようにしたらええねん。紙芝居は、演じる人によって、みんな違う。玉虫の厨司みたいなもんや。などと、自分で自分を励まし、出番になり、勇気を出して、口上を述べ、「七どぎつね」を実演し始めた。

そしたら、なんと、一枚目でとちってしまった。こんな時は、いつも一緒。道に迷うた時みたいに、元に戻る。変にあせって、続けると、かけまちごうた、ワイシャツのボタンみたいに、最後までくるう。私は、最初からやりなおしをせず、少しだけ、元に戻って、そのまま続けた。

よっしゃあ!これで、何時もどうりの自分になれる。前のござに座っている子らや、後ろの観客の方達も、観てくれはってるみたいや。良かった!最後まで、なんとか演じきった。よっしゃ、自分に自分で花丸あげよ。上手い、下手は関係ない。小学生の実演見せてもらえて、とってもお得した。

結局、午前中に帰るつもりだったのが、最後の実演まで見てしまった。こんな経験、めったに出来はしない。

終わってからの交流会で、小学生の実演家のお母さんが、声をかけて来てくださった。私も、お話をさせて戴きたかったので、ありがたかった。聞けば、小学校一年のときから、紙芝居を始めておられるとのこと。実際に落語を聞きに行って、勉強も積まれたということだ。私も、落語のCDと、ビデオで、勉強したが、やっぱり、ライブには勝てない。落語紙芝居をさせて戴く上で、本当にいい勉強になった

今日一日で、本当に多くの紙芝居を通じて、いろいろな方々と出会わせていただけた。繋がりは、一つ。みんな紙芝居のことを好きだからだ。いや、愛していると言ってもいいだろう。このような場を設けて戴いた、全ての方々に感謝、感謝で、家路に着くみかんであった。

          byみかん

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