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今日の一言 11月27日

〔本末転倒〕
「今朝の新聞を読んでいたら、政府の教育再生会議という、有り難い行政の機関が発表した、「いじめ問題への緊急提言」の原案に拠ると、いじめた側の児童・生徒を学校へ登校することを停止し、また、いじめを助長した教員を懲戒処分に処するという、記事が載っていた。これでは、全く根本的ないじめの解決にはならないではないか?いじめた子を学校から、排除するとは、もっての他である。何故いじめることがいけないのか、どうしたらいじめのない、クラスになれるのかということを抜きにして、この問題の解決の糸口はあり得ない。いじめる子供は、確かに悪い。でも、だからこそ、どうしたら、いじめなくなり、みんなが仲良くなれるのかということを抜本的に考えることが、全く出来ていないから、こんな安直な方法しか、考えられないのだ。これでは、いじめている子供や、先生を権利の濫用に拠って、行政のお役人の方々が、いじめていることになるのではないか?全く以て、こんな解決策しか、思い付かないお役人の方々の人格そのものを疑う。人を罰することで、問題を解決出来たら、こんなにた易いことはない。教育の問題解決を勧善懲悪に拠って解決しようとするのは、言語道断である。選択肢の少ない、短気な、お偉い役人の方々、何故いじめが起こるのか、何故いじめが後を絶たないで、連鎖するのか、もっと根本的的な、原因を追求して、子供達の為に考えてあげて下さい。いじめられる子も、いじめる子も、いじめに翻弄されている教師も、いじめる子の親もいじめられる子の親も、みんな、苦しんでいるのです。どうか、いじめの問題から抜け出せる法策を、もっと根本的に考えて下さる様に切に宜しくお願い致します。」byみかん(*'-'*)

この提言案は、明らかに机上の考えで、私はこの記事を読んで、本当の教育現場のことを全く考えてもらえていないことが、とても悲しいです。いじめることは、確かに絶対許せることでは、ありません。でもいじめている子供さんもまた、次代の社会を担う大切な宝です。その子供さん達を罰することは、反って世の中にとって、少しもいいことでは、ありません。子供達は、罰せられることで、ますます、大人を信じられなくなると私は思います。子供さんには、愛情を持って、接することが、一番大切なのではないでしょうか?いじめる子供さんも、きっと愛に飢えているのだと思います。原因が在って、結果が在るのです。大人が変われば、社会はきっと変わります。みんなで、子供さんを見守っていきましょう!

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